2007/12/15

FC東京クラブミーティングに向けて

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現在、おそらく初めての試みとしてクラブミーティングというクラブ運営側とサポーター側との公式な話し合いが行われている。このような機会が設定されるというのは良いことだと思うし、発展的に継続されることを望む。しかし、一方で昨今のチーム成績の不振を受けて、クラブ運営に若干自信がなくなっているのではないか(その結果として、比較的長くSOCIOとしてサポートしている人々にしっかり意見を聞いてみようという判断に至ったのではないか)と思うのが少々気になる。まあ、本当のところはそうではないと僕は思っているが...。

ともあれ、自分も明日参加することとなるので、ミーティングの席上で発言するかしないかは別として、まずはポイントとなりそうな事象を自分なりに整理してみた。もちろん書くことによって、自分自身の頭の整理にもなるからにほかならないのだけれども...

1.時系列による整理
①メッセージボード開始(2/2)
以前からご意見箱というメールを送るという一方向のシステムはあったが、それを進化させ投稿後、クラブからの意見が掲示板方式で回答・公開されるもの。これまでは個人的なつながりによるプチミーティングや飲み会での意見交換はあれど、ある意味でこの制度がクラブミーティング開催の伏線となったように映る。

②Fut.com怒る(6/19)
ホーム浦和戦での空席問題と、それに対するメッセージボードの回答内容を見て怒り爆発。これまでblogでは主立って批判めいた事は書いてこなかったが、思うままに書いた結果、信じられない反響となってしまい驚く。その後、賛否両論のご意見・コメントをいただく&他記事で読むこととなり、色々考えさせられた。
運営面での話しはチーム自体の戦力補強とその効果のところを中心に語られるのが通例だと思うが、スタジアム運営面のところでも大きなテーマになりうる事態となっていることに気づく。

③椿原社長の試合終了後の事情説明(8/18)
「いつも声援ありがとうございます。原体制でがんばります。」発言(ものすごく抜粋)。う~ん、今考えても何を意図したものかわからない。ふがいない戦いをみせるチームに対して、サポーターが特に大きなブーイングもせずに拍手で労っている姿に対し、心を動かされたとでも考えればよいのだろうか?あるいは、間接的に選手たちにシーズン途中での原監督の解任はない旨を伝えたかったのか?いずれにしろ、チグハグ感が否めない光景であった。

④第1回クラブミーティング開催(9/21)
9年SOCIOいわゆるJ2参入初年度からのSOCIO467名が対象。議事録?(=クラブからの開催結果の報告が467名宛てに送られる)あり。様々な話題あり。

⑤原監督退任報道(10/22各紙→11/19トーチュウ→11/20オフィシャル)
アウェイ名古屋戦勝利後の退任報道。そして、正式発表へ。あわせて長澤コーチ、三浦コーチ、土肥、福西といった屋台骨を支えてきたメンバーも去ることが明らかになる。客観的な面(今シーズンの成績・内容)からするとこのような事態は充分想像がつく範囲内だが、フロントの責任はどうなった?(今シーズンのみならず、ここ数年の成績の低迷および試合内容のダラダラ感等に起因する)という厳しい声があるのも事実。

⑥第2回クラブミーティング全3回(11/25・12/9・12/16)
5年SOCIO(3,653名※ただし、第1回ミーティング参加者は対象外)が対象。

⑦サポーターミーティング開催?(12/16)
今回のクラブミーティングを行ってみた結果、それは現状に不満をもつサポーターがクラブに物申して、クラブの責任者が応えるという、いわゆるミーティングではなくて、質疑応答会(個々のサポーターの不満のガス抜き会?)のようなものだけになってしまっている懸念。究極的にはクラブとサポーターの関係はどうあるべきなのか?をサポーター側でも考える会を目指している?

2.既催のクラブミーティングの内容整理(参考HP&blog)
各回におけるクラブミーティングの様子等が掴める情報をネットで探した。内容詳細は各々を確認してもらうとして、やはり気になる点が「クラブミーティングのテーマは?」というところではないだろうか?
一応あることにはあるのだが、イマイチ趣旨がわからない。ネットの情報をよむ限りにおいて、議論されている中身それぞれについては、的を得ているものが多いし、概ね適切な回答も行われているようである。けれども、本当にそのテーマをミーティングしたいのか(したかったのか)?と考えると????

以下、特に参考にさせていただいたHP&blog。
FC東京を1.5倍楽しむHP
TKラプソディの世界
FC東京のクラブミーティングを成功させよう!
青と赤の日記帳~猿江町のBA・FC東京日記
だって青赤なんだもん♪
駒形亭日乗
青赤自転車でいこう。

3.FC東京に対して考えること(※当たり前ですが、僕の個人的私見です。)
色々ありすぎて各論までいったらキリがない。いっそ『FC東京研究所』でも立ち上げようかと思うくらい。
ただ、敢えて今回発言するのであれば、FC東京のコンセプトというか目指す方向性を明確に打ち出す時期に来ている(来てしまった)ということだろう。

これまでは、むしろコンセプト等を(意図的かそうでないかを別にして)ぼかすことで伸びてきたクラブであったように思う。それでも、目指す方向性や求めるものが同じようなところにあった(J2→J1→J1残留→タイトル獲得)から問題がそれほど露見しなかった。FC東京のサポーターのチャント(応援歌)に、
「お~~、俺の東京~、ウォウォ~ウォ~、お~~、青と赤の~、ウォウォウォ~ウォ~ウォ~・・・」
もしくは、
「おお~、俺の東京~、今日も行こうぜ勝利めざし、行け行けよ~東京~、いつも俺らがついてるぜ~、誰が何と言おうと~、周りは気にするな~、自分を信じていれば~、勝利はついてくる~・・・」
というのがあると思うけど、まさにこれまでのコンセプトは俺の東京であったように思う。

しかし、幸か不幸かナビスコカップのタイトル奪取に成功してから、もしくは親善試合でのレアル・マドリード戦あたりから雲行きがおかしくなる。そして、皮肉にもヴェルディのJ2降格で決定的な感じとなった感がある。

それは、「俺の東京」ではなくて、「世界にも有数な国際都市である東京のフットボールクラブFC東京」or「日本の首都にあるフットボールクラブFC東京」という存在である。言葉だけ記述しても何のことはないように感じるかもしれないが、ここには強烈な葛藤を感じる。一見すると両立できそうでもあるが、そこには濃淡があり、自分自身の中でさえ無用なこととは思いながらも悩んでいる。どういうことか極論をベースにしながら考えると、

①俺の東京路線
・J2でも極端な話JFLとかでも構わない。(≒むしろ、そっちの方が良い)
→もっとコアなファンだけが観る(応援する)環境を望む。J2やJ1に昇格するという興奮をまた共に分かち合いたい。味スタよりもサッカー専用の西が丘で公式戦を観たい。
・選手・スタッフ・サポーター等関係者が近い関係で運営していきたい。
・ローカル東京のままでむしろ良い。
→おらが街の代表クラブFC東京という立場

②国際都市(日本の首都)にあるFC東京路線
・絶対J1
→東京のクラブとして譲れない一線。しかも、毎年優勝を現実的に狙えるチーム作りおよび結果が伴う。
・日本を代表するクラブとしてアジアへ。世界へ。
→Jリーグタイトルを獲得するだけでなく、アジア・世界タイトルへの挑戦。

になるのかなと思う。もちろん、これらのテーマの各論としてどのようにやっていくのかという問題・施策が付随してくる。さて、この2つの路線をうまくミックス(コントロール?)していければベストであるが、そもそも相反する概念がある中でそれは非常に難しい。しかも、やっかいなのが時が経てば経つにつれ、②の要素が自動的に強くなってしまうからだ。というか、本来はやっかいでも何でもないのかもしれない。現在も、そして今後もほぼ確実にスタートから②路線にいる(①路線を知らない)サポーターは増えてくる。だから、増えてくる層に向けてアプローチしていくことは間違っていない。また、それはFC東京に限らずどのクラブも目指す唯一の真理のような気さえする。

だからといって①路線の部分がまったくなくなってしまって良いのだろうか?少なくとも、これを書いている「俺」は嫌だ。①路線にある良さを痛いほど分かるし、①路線だったからこそ1999年からFC東京をスタジアムで見始め、今日に至るまでSOCIOを継続できたように思う。だから、J1での定着年数の経過だけで、②路線が増えてしまう現在はやっかいだと思ってしまう。しかも、②路線が別に間違ったものでも何でもなく、かつ自分自身も完全に①路線に戻るべし!とはまったく思っていないので余計に葛藤する。

そして、この葛藤は半永久的に続く。ただ、今回のポイントはここから前へ進めるかということに尽きる。
ある意味で、今回FC東京が10周年を迎えることで転換期に来ている、もしくは転換するにはこの機会しかないのかもしれない。

実は今書いていることは、昨年8月ドイツ滞在中にFut.comで書いた「転機‐ノスタルジック東京との決別」がベースとなっている。あくまでも、自分の個人的な気持ちが発露して書いたものではあるが、いよいよFC東京としても変わらねばならなくなったのだろう。というか、変わらなくて良いなら「変わらなくて良し」というようなものが必要なのだと感じる。

ともかく今、自分が言えるのは、俺の東京→俺らの東京(※ここでの「俺ら」は自分の親しい仲間っていう意味かはずっと広いです)なんだという覚悟みたいなものが求められているのかなと強く感じてしまう。別に俺の東京を否定するわけではなくて、ベースが俺らの東京へ変わるということ。大したことないようだけれど、長くサポーターでいる人ほど辛いはず。別に何もないんだけど、何か既得権みたいなものを侵される感じがして...。ともかく、「俺の東京」だから楽しいし、本気でサポートできるっていうのは間違いなくあるわけで、「ら」が入っただけでもやり方によっては一気にトーンダウンしかねない。
だからこそ、メッセージボードで不特定多数の人からの意見を募ったり、今回のクラブミーティングで①路線が何となくわかる層に実際のところ実際どうなのか「変わるべきか」「変わらざるべきか」を問いたいのではないかと推測している。とはいえ、とっくに本人の回答は出ているのでしょうが。

何だか自分でも再び混乱してきたので、この辺で止めにしようと思う。
明日はクラブのスタッフ(フロント)との話し合いという要素もあるけれども、相手は9年SOCIOでもあるということを考えながらクラブミーティングに臨んでいきたい。

Fut.comは趣味・スポーツ検索【シュミラン】に登録されています。また、シェアブログをカテゴリー『FC東京』で行っていますので、FC東京のサポーター同士でブログ記事を持ちよりましょう!

1 件のコメント:

12@TW さんのコメント...

こんにちは。明日のが最後の回かな。勿体ないことに、どちらのミーティングも無駄にしてしまいました。会での様子、教えてください。