いよいよやってきましたFIFAワールドカップ南アフリカ大会。
4大会連続で通算29試合目の観戦となる試合。初めての南半球での観戦。
ともかく、本W杯のメイン会場であるJohannesburg Soccer Cityで、しかも前回お世話になったドイツ代表の試合から観戦スタートとなり、大きな感慨があるが、一方で、治安面および公共交通機関がまったく
使えない等無事に観戦できるのか一抹の不安がよぎる大会でもある。
Park & Walkというシステムで駐車場からスタジアムまで歩いていくことになるのだが、事前の噂通り2kmくらいは優に歩いていると思われる。歩けど歩けどスタジアムが見えてこない。建物が立ち並んでいるわけでもなく、また街灯も数が少なく、土埃が舞う夜道?をずらずらと歩いていく。そこには華やかさはまるでない(笑)。
とはいえ、そんなところから突如あの真っ赤なスタジアムが見えると感動もひとしお。暗黒の世界から夢の世界へ!
まさにそんな感じ。自然とみんなの顔に笑みが浮かぶ。
早速、ゲートを抜けてスタジアムへ。まさにTheater of dreams。
本家マンチェスターも行ったことがあるけど、これは凄い。
少なくともここ2大会の決勝戦の会場はキャパは広いが、陸上競技場との共用で、正直見やすいとはとても言い難い場所だったが、ここは違う。9万を超える規模でサッカー専用。
まさにW杯の決勝戦の会場として相応しい会場と言えるのではないだろうか。
僕がFIFAの委員であるならば、間違いなくこのスタジアムを基準としたいので、日本は相当がんばらないと、再招致は難しいだろうなと思う。
興奮で前置きが長くなってしまったけど、肝心な試合の方を少し。
ドイツ代表がグループリーグ2戦目でセルビア代表にまさかの敗戦を喫した結果、混戦模様に。ガーナ代表もグループ1位とはいえ、負けるとグループリーグ敗退の可能性もあり、ましてアフリカ大陸での開催にもかかわらずアフリカの代表チームが全てグループリーグで消えてしまうかもしれないという重責まで背負わされ、すごく意味深い一戦となった。
ちなみに、ガーナ代表とドイツ代表にボーテンクがいるのだけど、兄弟?
そんなことを思いながら、大量のブブゼラの音とともにKick off。
ドイツ代表が押し気味に進めるが、ガーナ代表も時折カウンター気味に良い攻撃を見せる。前半は0-0。そして、他会場のオーストラリア代表 VS セルビア代表の試合も0-0。このままなら、ガーナ1位、ドイツ2位。
こんなことを考えながら、会場中がざわつく。
後半に入り、セルビアが勝ってしまえば、ドイツが敗退をしてしまうだけに、ドイツ代表は攻撃の手を緩めない。すると、8番のオジルが値千金のゴールを叩き込みドイツ代表が先制!!
ドイツ国旗がスタジアム中で翻る。翻る。
その後、会場のどこかからオーストラリア代表も先制していることも知ることとなり、このままだとドイツ1位、ガーナ2位。
それぞれ、ゴールをしたい&守りたいということで選手たちは必死なんだけど、会場では、もちろんそんなプレーを見ているのだけど、セルビア代表がゴールしないでくれ!みたいな感情が何となく支配しているような...。
かくして、ドイツ代表 VS ガーナ代表はこのまま1-0。そして、気になるオーストラリア代表 VS セルビア代表は2-1。
結果、会場に両チームが決勝トーナメントへ進出する旨が伝わると大盛り上がり。お祭りムード。
Fire lady(驚)
火、火、火、え~っ!!!!
日本大使館で働いていたというモザンビーク人と。彼は眠そうだ..。
さあ次は、日本戦。このテンションで後6試合持つのかわからない(笑)
今年の観戦記録:合計27(World cup1、J1 12、天皇杯1、ナビスコカップ6、各国代表戦3、ACL1、J2 1、ユース1、ボクシング1)
1 件のコメント:
おみやでアフリカーンス語教えてください。で、今回も伝説期待してますよ。
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