2009/05/06

人は何故アウェイへ行くのか

あまりにも観戦記録の内容が貧弱なので、久々にコラムをアップすることにした。
今回は『アウェイ遠征のススメ』。

アウェイの楽しみ方は人それぞれだけど、自分が辿ってきた道筋を振り返ったりしながら、色々考察してみたい。

まずは、近い話しで、この10日あまりの間にFC東京からみると、比較的、長距離のアウェイが3試合行われた。

その交通手段と概算費用は次のとおり。

<大分遠征:4/25-26>
大分トリニータ戦チケット 2,000円
JALダイナミックパッケージ 27,400円
 東京→宮崎(JAL)+ホテル1泊+大分→東京(JAL)
宮崎→大分(特急) 5,000円
レンタカー 5,000円
計39,400円

<大阪遠征:4/29-30>
セレッソ大阪戦チケット 1,500円
ガンバ大阪戦チケット 2,000円
JR東海ツアーズ出張パック 23,800円
 東京⇔新大阪(新幹線)+ホテル1泊
計27,300円

<広島遠征:5/4-6>
サンフレッチェ広島戦チケット 2,000円
東京⇔新山口 9,830円×2=19,660円
周遊きっぷ(津和野・秋芳・萩) 5,300円
東京→新山口(新幹線自由) 7,250円
広島→東京(新幹線指定) 7,410円
ホテル2泊 10,040円
広島⇔大森※石見銀山(バス) 6,000円
計57,660円

遠征3回で実に123,960円!飲食費やら、拝観料、お土産とかを入れたら140,000円位にはなってそう。軽く海外旅行へ行けそうな...。
そんな金額的な話しは少々置いてもらって、内容をみてもらいたいのだけど、尾鰭が色々くっついてるのがわかる(笑)

ちょっと変な話しなんだけど、アウェイに何度も行く人は、もはや試合は口実に過ぎず、単純に旅行したいだけなんじゃないのか?と思ってしまう位。でないと、FC東京のアウェイ応援は苦行ばかりで、長続きは難しい。

尾鰭をどうするのかをアウェイへの移動中すら悩む自分。キックオフまでの時間を分刻みでバックさせながら、どう動くのか判断し、行動に移す。試合終了後は、終電とかを頭に入れながら、やはり時間を分刻みで読みつつ、どう動くのか判断し、行動に移す。

これって何かに似てないだろうか?そう、サッカー。
前後半90分間の中で、どういう思惑で、どう判断し、どう動いて、結果に結びつけるか?限られた時間で何が出来るのか?
つまり、ホームでは試合を見に行ってるが、アウェイでは試合をしに行ってる。
ある意味、尾鰭があまりない時は、自分が表現したい試合と実際のFC東京の表現する試合が近く、そうじゃないと、どんどん脱線してゆく。
こんな風に思うのは僕だけに限ったことではないのかもしれないけど、FC東京のチーム・選手は僕らが勝手に場外戦でやってる試合内容に負けないような戦いを見せないといけない。
僕もチームとともに戦う。でも、それはサッカーそのものだけではないよ。それをもっとも感じられるのはアウェイ一人旅。アウェイ遠征の醍醐味。

ようやく東京へ戻ってきたので、今日はここまで。

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