久々に秋の鎌倉へ。
京都に行きたいところではあるが、充分に楽しめるのが鎌倉。
時間もお金もあまりかけることなく、都内からサッと行って楽しんでこれるのが魅力。
今回は鎌倉駅~鶴岡八幡宮~建長寺~長寿寺~海蔵寺~英勝寺~寿福寺~源氏山公園~高徳院(大仏)~長谷寺~鎌倉駅というコース。
鶴岡八幡宮前の大銀杏。まだまだ緑色。ここは公暁が実朝を殺害した場所として有名だが、そんな忌まわしい記憶はどこ吹く風といった風貌。非常に立派。
建長寺の方丈から庭を眺めつつ、辺りの木々が色づき始めているのに気づく。緑に赤に黄に橙と狙ったかのような構図。素晴らしい。
建長寺の先をさらに登っていく。途中、リスがおもしろい鳴き声をしていて驚く。写真に収めようとするが、ピントを合わせるピピッという音で逃げてしまう。残念。
そして、天狗たちが待ち受ける半僧坊へ。眼下には建長寺境内が広がり、周りは山々が囲んでいる。当日は雲懸かっていたので、展望台から富士山の嶺がかろうじて見える程度。くっきり晴れた日にぜひ再び訪れたい。
半僧坊から奥へ続くハイキングコースは断念し、下って今度は海蔵寺へ。長寿寺の横を抜け、亀ヶ谷坂切通を抜けるコース。海蔵寺の紅葉よりも、手前の一般のお宅の紅葉の方がむしろ良い色づき。十六井戸を見て、そろそろお昼にしたいところだが、近くにお店はなし。
化粧坂切通から源氏山公園へ行こうかと思ったが、お店探しに道沿いを英勝寺・寿福寺と周る。寿福寺前のケーキ屋さん(ドイツケーキを出すお店でびっくり)に入店し、ドイツ話しでしばし盛り上がる。
寿福寺裏の山を登り、源氏山へ。カラスがいっぱいいるんだけど、何故だか愛らしい。環境が人を変えるとはよく言われるが、環境はカラスも変えるらしい。都会によくいるカラスとは明らかに生態が違う。そんなことを考えながら、真っ色と真っ赤のコントラストが映える風景に出くわす。実に素晴らしい。
源氏山公園から大仏ハイキングコースを抜けて高徳院へ。ようやく人ごみが現れる。いつもは人だらけだと落ち着かないが、今回ばかりは人がほとんどいないところばかりだったため何だか一安心。大仏様の鼻横の線が髭のようにみえて何だかおちゃめな印象。
そして、クライマックスの長谷寺へ。この期間中、境内が夜間ライトアップされ、無料開放される。
尖塔を中心にきれいにライトアップされる。
実に幻想的な光景。光が反射して、池の水面にライトアップされた紅葉が映る姿は、また最高。
非常に静かな環境で、ゆったりとした時間を存分に楽しめた。また、近々訪れたい。
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